私、代表の森川俊秀は、幼少期から祖父の影響で経験してきた、剣道、ボクシング、合気 道、柔術などの武道が、自分以外の相手と向き合い、更に自己と向き合うことで、自信を取り 戻す効果があることを強く実感して来ました。また、あるダンサーとの出会いからダンスイベ ントに参加したところ、無心になれるダンスの世界も武道と同等以上に自信を取り戻すために 効果的であるという共通点を見出しました。
武道の関係者等からは、比較的裕福な家庭の保護者が引きこもりの中高生の子供を、高額の 支援施設(ヨットスクールなど)に入れるケースについて多く話を聞いて来ました。私は、も っと効果的に引きこもりを克服させる方法はあるのではないかと思い、これまでの武道やダン スの経験を活かした交流イベント等を企画し、そこに引きこもりの中高生や障害者が両親と一 緒に参加することにより、彼らが自身を取り戻し「自立」していくことが出来ると考え、「やー がるないん」を創業しました。
「やーがるないん」とは私の妻の出身地であり私にとっても非常に身近な沖縄県の方言で 「君ならできる」という意味を持つ言葉です。人種の坩堝ともいえる沖縄の多様性の中で、 個々を尊重する精神である「やーがるないん」は、私の事業の象徴的な言葉となっています。